標準のフライス盤に載らない部品のための、大型部品加工
外形寸法と完成重量を添えて図面をお送りください。テーブル、主軸、クレーンが部品に対応できる加工会社とマッチングします。24営業時間以内に返信します。
購入者がここに大型部品の加工を依頼する理由
大切なのはマッチングです。最初の見積もりから、部品に合った加工会社につながります。
専門性でマッチング
ご依頼は、大型部品を日常的に加工している最大3社の加工会社に届きます。部品のサイズ、重量、材質で選定しており、一般的なディレクトリではありません。
プロフェッショナルなサプライヤー
ネットワークの加工会社は図面どおりに見積もり、明確にやり取りし、製作中も進捗をお知らせします。
加工会社と直接取引
見積もり、条件、納品は加工会社と直接お決めいただけます。購入者は無料です。
ご自身の部品は大型部品の加工ですか。
大きさだけでは決まりません。重量、位置を合わせる必要のある面の数、素材の種類も同じくらい重要です。当てはまる項目にチェックを入れてください。2つ以上当てはまる場合、標準的なマシニングセンタの加工会社は適していないことが多いです。
この流れで加工される部品
- 工作機械のベースとベッド鋳物
- 溶接フレームとガントリ
- 減速機とミルのハウジング
- 大型フランジと管板
- プレスのプラテンとボルスタ
- リングギアと軸受ハウジング
- クレーンとウインチのドラム
- 油圧シリンダ本体
これらに共通しているのは形状ではありません。クレーンでテーブルに載せ、1回で位置を出し、できるだけ少ない段取りで加工する必要があることです。段取りが増えるたびに、取り扱いの時間と位置を失う機会が増えるためです。
横中ぐり盤と門型フライス盤の違い
大型部品の多くは、この2種類のどちらかで加工されます。選択は大きさよりも形状で決まるのが普通です。部品に適した機械が分かれば、どの加工会社に聞くべきかも分かります。
横中ぐり盤
主軸は水平に動き、部品はロータリーテーブルに載って、次の面へと割り出されます。
- 複数の面に穴のあるハウジングやケースに適しています
- ロータリーテーブルが、再度の芯出しなしで面から面への位置を保ちます
- 深い穴まで届く長い主軸の突き出しがありますが、その分剛性は下がります
門型(ガントリ)フライス盤
主軸は固定されたテーブルの上を移動するブリッジから吊り下げられており、部品は一度クランプすると動きません。
- 板、プラテン、金型ブロック、溶接フレームに適しています
- 広い平面を一連の加工パターンで仕上げるため、平面度を保ちやすくなります
- 直角ヘッドでない限り、深い水平方向の穴は不得意です
丸い部品には、3つ目の方法があります。おおよそ800 mmを超えるリング、フランジ、ドラムは立旋盤で加工します。部品が水平なテーブル上で回転し、工具が上から当たります。
大型部品に使われる機械の種類
下の寸法は各機械の一般的な範囲であり、当社が保有する能力ではありません。見積依頼で何をお伝えすべきかを知っていただくための目安です。実際にどこまで加工できるかは、見積を出す加工会社が確認します。
| 機械の種類 | 一般的な加工範囲 | 主な用途 |
|---|---|---|
| トラベリングコラム形フライス盤 | X 3 000~8 000 mm、Y 1 000~1 500 mm | 長いフレーム、ビーム、溶接構造物を、長手方向に沿って加工します。 |
| 横中ぐり盤 | X 2 000~5 000 mm、主軸 110~160 mm | 1つのハウジングの複数の面にある穴を、ロータリーテーブルで位置を保ったまま加工します。 |
| 門型(ガントリ)フライス盤 | X 3 000~12 000 mm、Y 2 000~4 000 mm | 板、プラテン、大型の金型ブロックなど、幅広で平らなものに向いています。 |
| 立旋盤 | 旋回径 1 000~5 000 mm | リング、フランジ、ドラム、ハウジングを、同じテーブル上で旋削と中ぐりします。 |
| 大型の普通旋盤 | 旋回径 600~1 600 mm、センタ間距離 3 000~12 000 mm | 幅より長さのある、シャフト、ロール、シリンダ本体に向いています。 |
| 定盤上加工と可搬式加工 | テーブルではなく、定盤で決まります | どのテーブルにも載らない重量物や、組み立て済みの構造物での加工です。 |
大型部品の材料と公差
小さな部品では、材料は切削速度を左右します。大型の部品では、切削中に部品がどれだけ動くかも左右します。以下は一般的な範囲であり、保証値ではありません。
| 材料 | 大型部品で変わる点 | 一般的な公差 |
|---|---|---|
| S355 / A36 構造用鋼 | 溶接構造物とフレームの大半に使われます。安価で切削しやすい反面、応力除去をしないと溶接後に動きます。 | 1 mあたり ±0.1~±0.3 mm |
| 42CrMo4 / 4140 合金鋼 | シャフト、ピン、ギア素材に使われます。加工前に焼入れ焼戻しされることが多く、切削が遅くなります。 | 軸受座で ±0.05 mm |
| 鋳鉄 GG25 / GGG40 | 工作機械のベースとハウジングに使われます。振動の減衰に優れます。健全な鋳物と、経年履歴が分かっていることが必要です。 | 穴で ±0.05 mm |
| ステンレス 304 / 316 | 船舶、食品、化学の設備に使われます。切削が遅く、厚肉部では工具の摩耗が激しくなります。 | ±0.05~±0.1 mm |
| アルミニウム 5083 / 6082 板 | 大型で軽量の構造物とチャンバに使われます。材料を削ると圧延応力が解放されるため、再クランプが必要です。 | ±0.1 mm、薄肉部はそれ以上 |
| ブロンズ裏金付き軸受部品 | シェルとブッシュです。通常はハウジングの仕上げ後に現物で中ぐりを行い、穴を座に合わせます。 | 穴で ±0.02~±0.05 mm |
大型部品の公差には、2つの別の問いがあります。1つは、機械が単一の形状でどこまで保てるかで、これが問題になることはまれです。もう1つは、部品をクレーンで吊り、再クランプし、室温に戻したあとでも、2 mの鋼材の全体でどこまで保たれるかです。必要なのがどちらかをお知らせいただければ、各社の見積はずっと近い内容になります。
大型部品の見積依頼が多い業界
業界によって、必要な書類は異なります。見積依頼に、材料証明書、溶接施工法の承認、初品検査、塗装仕様などを記載していただければ、すでにその進め方に対応している加工会社とマッチングします。各業界には専用のページがあり、部品、機械、求められる記録をまとめています。
ご利用の流れ
お客様からの見積依頼は1回だけ。実際に部品を扱える加工会社の短いリストを、ご紹介します。入札プラットフォームでも、発注の仲介でもありません。加工会社に図面のどこまでが見えるかを含む、詳しい方法をご覧ください。
見積依頼を送る
モデルまたは図面をアップロードし、外形寸法、完成重量、材質、希望納期をお知らせください。所要時間は約5分です。
最大3社をマッチング
テーブルサイズ、移動量、主軸、クレーン能力、部品に必要な工程を確認します。24営業時間以内にご連絡します。
加工会社が直接見積を提示
各加工会社から見積が届きます。比較し、質問し、選んだ1社に発注してください。当社を経由するものはありません。
大型部品の価格を左右するもの
重量物の見積の大半は6つの要素で決まりますが、小さなフライス加工部品を左右する6つとは同じではありません。価格が高いと感じたら、たいていはこのいずれかが理由です。
- 機械の稼働時間大型部品では、機械が数分ではなく数日間占有されます。見積書の中で、テーブルの使用時間が最大の項目になるのが一般的です。
- 取り扱いとクレーン反転のたびに、クレーン、スリング、多くの場合は2人目の作業者が必要です。加工会社は取り扱いを別に見積もり、段取りが4回の部品は2回の部品より高くなります。
- 取り代材料費より、どれだけ削り落とす必要があるかが重要です。重い溶接構造物を寸法まで荒加工するだけで、仕上げに入る前に何時間も費やします。
- 応力除去と工程の順序荒加工、応力除去、仕上げの順に進めます。中間の工程を省くと安く済みますが、部品が動いて穴の位置がずれるまでの話です。
- 部品全体での公差穴1つの公差は難しくありません。4 m離れた2つの穴の位置を保つのは別の話です。本当に必要なのはどちらか、お知らせください。
- 輸送と梱包大型貨物の輸送、木枠梱包、吊り位置は、加工費より納入価格を大きく左右することがあります。納入先は早めにお知らせください。
図面はご用意できましたか。
まずは簡単な内容をお送りください。足りない情報はこちらからお尋ねします。最初から詳細を伝えたい場合は、詳細な見積依頼フォームをご利用ください。
ファイルは、マッチングした加工会社にのみ渡されます。NDAをご希望の場合、締結されるまで何も共有されません。
大型部品を加工していますか。テーブルに合う見積依頼を受け取りましょう。
加工会社は、料金を支払う前に各依頼のプレビューを確認でき、その後は購入者と直接やり取りします。受注に対する手数料はいただきません。
購入者からよくある質問
ほかにご質問があれば、までメールをお送りください。
御社で部品を加工しているのですか。
いいえ。当サイトは加工会社ではなく、マッチングサービスです。見積を出す加工会社が横中ぐり盤、門型フライス盤、立旋盤を所有しており、発注は加工会社と直接行っていただきます。
購入者は無料で利用できますか。
はい。見積依頼の送信と見積の受領に費用はかかりません。加工会社がマッチした依頼に対して当社に支払います。価格、条件、納期は購入者と加工会社の間で決めていただきます。
どのくらいの大きさの部品まで見積を依頼できますか。
当社ではなく、加工会社の設備によります。外形寸法と完成重量をお知らせいただければ、テーブル、移動量、クレーンが実際に対応できる加工会社とマッチングします。どのテーブルにも載らない部品は、現地加工または定盤上での加工として見積を行います。
図面は誰に見られますか。
加工会社が最初に見るのは、部品の種類、材質、寸法、重量、数量、公差を記した短いプレビューだけです。お名前、会社名、ファイルは含まれません。連絡先とファイルは、マッチングした最大3社にのみ渡されます。NDAをご希望の場合は、締結されるまで当社でファイルを保管します。
大型部品の見積依頼には何が必要ですか。
全体の外形寸法、完成重量、材質と素材の状態、実際に重要な公差、そして素材が溶接構造物、鋳物、無垢材のどれかをお知らせください。3Dモデルと、データム付きのPDF図面があれば、最も正確な見積が得られます。
加工会社はどこにありますか。
部品と、見積依頼フォームで選択された地域によって異なります。北米、欧州、日本、韓国、その他のアジアの加工会社を指定することも、指定せずに加工能力だけでマッチングすることもできます。重量物では、輸送費が決め手になることが少なくありません。